最近の一般の住宅は、中にいると不健康になってしまう家になっています。事務職や主婦のように建物の中で過ごす時間が圧倒的に長い人たちと、営業マンや現場作業者のように主に戸外で働く人たちから検出されるホルムアルデヒドの測定値をくらべると、戸外にいる時間が長い人のほうが、家にいる人よりも安全であるという測定結果も出ています。一日の大半を家の中で過ごす乳幼児やお年寄りへの影響が心配されます。とくに、夏の暑い日に閉め切った新築住宅にはいると、目が痛いと感じるほどホルムアルデヒド濃度が高いことがあります。この場合の濃度は、なんと一・五ppmにも達していることがあるのです。ですから、夏、日中留守をして閉め切っていた家に帰ったときは、まず窓をあけて、しばらくしてから家にはいるような自衛策も必要でしょう。窓を開け放てば、高くなった濃度も、一〜二分ほどで基準値の○・○八ppm以下になります。ふだんも、できるだけこまめに換気をして、有害物質をためないようにする配慮が必要になってきます。
[参考]
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